大規模マンションのメリットとデメリット!将来性があるのは大規模?小規模?

大規模マンションのメリットとデメリット!将来性があるのは大規模?小規模?

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近年、お部屋探しの条件として「大規模マンションであること」を挙げる方も増えてきました。この記事では、大規模マンションのメリットとデメリットを確認していきます。小・中規模マンションとの比較表や、大規模マンションの紹介もぜひご覧ください。

目次

 

大規模マンションとは?

◆「総戸数100戸以上」が一般的

総戸数によるマンション規模の分類に、明確な定義はありません。しかし一般的に「大規模マンション」というと、総戸数100戸以上のマンションがイメージされる場合が多いようです

そのため、本記事でも総戸数100戸以上のマンションを「大規模マンション」、100戸未満のマンションを「小規模・中規模マンション」として紹介していきたいと思います。

◆大規模マンションは「タワー型」と「多棟型」に分かれる

大規模マンション」は、マンションの構造によって「タワー型」と「多棟型」の2種類に分けられます。

タワー型は都心部や駅の近くに多いタイプであり、タワーマンションと呼ばれるような階数の多いマンションです。

多棟型は郊外や駅から少し離れた場所に多いタイプであり、敷地内に複数の棟が建っているマンションです。マンション全体の敷地面積が広いため、敷地内に公園があるなど緑豊かな住環境であることが多く、ファミリー層に好まれる傾向があります。

大規模マンションのメリット

◆管理費・修繕積立金が安い

マンションの維持や大規模修繕のための資金である、管理費や修繕積立金。この金額は総戸数が多いほど安くなるケースが一般的です。

マンションの設備や修繕に必要なお金が同じ場合、払う人が多い(戸数が多い)ほど、1戸あたりの負担は軽くなるからです。そのため「月々のランニングコストを抑えたい!」という方には、管理費や修繕積立金が安い大規模マンションを選ぶという選択肢もおすすめです。

ただし総戸数が多いマンションの場合であっても、キッズルームやゲストルームなど共用設備が充実している場合は管理費が高いことがあります。

◆資産価値が下がりにくい

大規模マンションは「資産価値が下がりにくい」と言われることがあります。これはマンションの資産価値を決めるひとつの理由が「管理体制」であり、大規模マンションは「管理体制が悪くなりにくい」と言われるためです。

○大規模マンションは管理費不足のリスクを分散!管理体制が悪くなりにくい

例えば総戸数20戸のマンションの場合、1戸で管理費や積立金の滞納があると、目標金額のうち5%が滞納されたことになります。 しかし総戸数100戸のマンションであれば、1戸で滞納があっても滞納されるのは目標金額のうちの1%です。
つまり1戸が管理費や積立金を滞納しても、管理や修繕工事の実行に与える悪影響が少ないのです。そのため大規模マンションは管理体制が悪くなりにくく、資産価値が下がりにくいとされています。

○マンションの総戸数は住宅ローンの審査にかかわることも

銀行は住宅ローンの融資を決める際にマンションの総戸数をチェックしていることが多く、総戸数の少ないマンションだと住宅ローンの審査に通りにくいこともあります。

共有設備が充実している

大規模マンションはマンション内の共有設備が充実している傾向にあります。これは、共有設備の管理・維持のための管理費が集めやすいためです。

築浅のマンションでは、キッズルームやパーティルーム、シアタールーム、フィットネスルームやラウンジなど豊富な共有設備が完備されていることがあります。キッズルームなどでは子供の年が近いファミリーと知り合うことができ、マンション内でコミュニティが形成されるキッカケにもなります。

その他、セキュリティシステムや駐車場・駐輪場なども広くとられていることもあります。共有設備の充実を重視する方には、小規模マンションよりも大規模マンションがおすすめです。

◆多棟型は敷地内に緑が多い

多棟型のマンションはマンション全体の敷地が広いため、敷地内に緑が豊富なマンションが多い傾向があります。マンションエントランスに向かう道に植栽があれば、日常的に緑を感じられるでしょう。

また敷地内に公園や広場があるマンションも珍しくありません。緑の多い住環境で暮らしたいのであれば多棟型の大規模マンションを選んでみても良いでしょう。

◆マンションそのものが街のシンボルになりやすい

大規模マンションは、マンションの建物自体が大きいため街の中でも目立つ「シンボル」になりやすいです。

「□□駅・△△街といえば〇〇マンション」と思われるような存在感を持つこともあるため、「街のシンボルに住む」というステータスに憧れがある方が大規模マンションを選ぶこともあります。 新しく建ったマンションはもちろん、ヴィンテージマンションとして長くその街にある大規模マンションも多く、根強い人気を集めているマンションもあります。

大規模マンションのデメリット

◆居住者同士のつながりが希薄なことも

居住者が多いため顔が覚えにくく、居住者のつながりが希薄になるケースもあります。

戸数が100戸未満であれば、数年住んでいると居住者の顔をおおむね覚えられることが多く、居住者以外の人がいると「見知らぬ人がいるな」と防犯意識を働かせることができます。一方、大規模マンションの場合、コミュニティが希薄になりがちのため、この防犯意識が働かず、不審者の侵入に気づけないのでは?と不安に思う人も多いようです。

気になる方は、キッズルームなどの共有設備があるマンションや、マンション内での行事などが多い物件を選ぶことでこの不安を軽減できる場合があるでしょう。
また同世代が多いと知り合いもできやすいため、ファミリーの方はファミリーが多い大規模マンション、シングルの方はシングルが多い大規模マンションを選ぶのもおすすめです。

◆居住者の意見がまとまりにくい

居住者が多いため、マンション全体の意思がまとまりにくいというデメリットもあります。

特に大規模修繕などの重要なことを決めるときに、会議に参加する人数が多いと意見がまとまりにくくなります。
マンション内にリーダーシップを取れる居住者がいない場合、意思があやふやになるケースもあるようです。

しかし居住者が多いため、マンション内に法律に詳しい職業の人や、マンション管理に詳しい職業の人がいる可能性もあります。このような場合、その人が中心となって意見をまとめてくれる場合もあります。

◆マンションの外に出るまでに時間がかかる

敷地が広いため、マンションの外に出るまでに時間がかかることがあります。またタワー型マンションの場合、エレベーターがなかなか来なくて時間がかかる、というケースもあります。

インターネットやチラシに掲載されている物件情報では、最寄り駅から物件までの距離を「該当する住戸のある棟まで」ではなく「マンションの敷地の入り口まで」で計算していることもあります。そのため実際に内見に行ってみると、インターネットやチラシの情報より駅から住戸までの時間がかかる、といったことが起こります。

◆築浅の物件は駅から離れていることも

新しい多棟型マンションの場合、駅から離れた場所に建っていることが多いです。これは、駅周辺に大規模マンションを建てられるような土地があまり残っていないためです。

多棟型マンションでも「駅に近い物件がいい!」という人には、ヴィンテージマンションと呼ばれるような、長くその地にあるマンションがおすすめです。

○駅近のヴィンテージマンション『広尾ガーデンヒルズ』

総戸数1,130戸の多棟型大規模マンションながら、東京メトロ日比谷線「広尾」駅より徒歩5分という好立地。1983年築ですが、管理体制が良いため共有部などが綺麗に保たれています。敷地内にカフェやスポーツジム、公園があるほか、すぐ隣には総合病院「日本赤十字社医療センター」もあります。

大規模マンション・小規模マンションの比較

◆小規模マンションのメリット・デメリットも把握しよう!

ここまで大規模マンションのメリット・デメリットを見てきましたが、同じように小・中規模マンション(総戸数100戸未満のマンション)にもメリットとデメリットがあります。

大きなデメリットとしては、管理費・積立金が高くなりやすいことが挙げられます。しかし居住者の顔を覚えやすいため交流が行われやすいというメリットもあります。

大規模マンションと小・中規模マンション、どちらが良いと一概に言えるものではありません。それぞれメリット・デメリットがあるため、自分が家に求める条件と照らし合わせて、より理想に近いマンションを選んでいきましょう。

◆大規模マンションと小規模マンションの比較一覧

◆大規模マンションはどんな人におすすめ?

《多棟型 大規模マンションはこんな人におすすめ》

・マンション内で世代の近い居住者と仲良くなりたい
・緑の多い住環境で暮らしたい
・月々の管理費や修繕積立金は低めに抑えたい
・将来の資産性も重視したい
・駅から距離はそこまで重視しない

《タワー型 大規模マンションはこんな人におすすめ》

・充実した共有設備を使いたい(フィットネスジム・ゲストルームなど)
・見晴らしの良い高層階や角部屋に住みたい
・駅から近い部屋を探している
・築浅のマンションが良い

大規模マンションの購入時にチェックするポイント

◆修繕計画などの管理状況

前述の【大規模マンションのメリット】で「大規模マンションは管理体制が悪くなりにくい」と書きましたが、「大規模マンションであれば必ず管理体制が良い」というわけではありません。マンションによっては管理費・積立金の滞納が多かったり、修繕があまり行われていない場合もあります。

そのため大規模マンションを購入する場合であっても、「今までの修繕は適切に行われているか」「今後の修繕の計画は立っているか」などの管理体制はしっかりと確認しましょう。このようなデータは不動産会社に依頼すれば資料をとりよせてもらえるため、まずは物件を紹介した不動産会社に聞いてみてください。

◆周辺環境やハザードマップを確認

特に駅から離れた場所に建つ大規模マンションの場合、周辺の環境は事前に確認しておきましょう。

「緑が豊かで住環境も良い物件を購入したが、スーパーやコンビニが徒歩圏内になく買い物が不便」といった失敗もあり得るためです。
また川の近くなど自然環境が豊かな場所の場合、浸水被害にあう可能性が高いなど防災面での不安もあります。購入前に一度ハザードマップなどを確認しておくと安心でしょう。

◆不動産会社に聞きたい「過去の成約事例」と「死亡事故がなかったか?」

不動産会社には、外から物件を見ているだけでは分からないポイントを聞いておきましょう。ひとつは上記の「修繕計画などの管理状況」、その他としては「過去の成約事例」と「過去にお部屋であったこと」です。

過去に同じマンション内のお部屋がいくらぐらいの金額で売買されたのかを把握しておくと、物件のリアルな資産価値をイメージできます。特に将来的に住み替えを考えている場合は聞いておくと安心でしょう。

また「過去にお部屋であったこと」を聞くことで、「事故物件ではないか?」という点を確認できます。何かあれば契約の前に必ず説明されることですが、検討段階で聞いておくと契約の前になって「こんなはずではなかった」となるケースを回避できます。

その他、中古マンションを選ぶときに抑えておきたいポイントについては以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
関連記事:後悔しない中古マンション選びのポイントまとめ

大規模マンションの紹介

◆トーキョーガーデンスイート

総戸数555戸の多棟型の大規模マンション。

敷地内に保育園があるほか、マンションのすぐ隣には小学校もあり子育てファミリーに嬉しい住環境です。
2007年築のマンションは共有設備も充実しており、居住者専用プールがあることが特徴。もちろんオートロックや宅配ボックスなども完備されています。

「北綾瀬」駅より徒歩13分。北綾瀬駅からは「代々木上原」駅へ向かう直通電車も運行しており、通勤通学にも便利な立地です。

詳しい物件情報はこちらをご覧ください。

光が丘パークタウンゆりの木通り北住宅四号棟

総戸数446戸の多棟型大規模マンション。

住宅街として街全体の開発がされている「光が丘」に位置し、近隣にスーパーなどはもちろん小学校なども揃っています。住宅街であり子育てファミリーにも人気があるため、近所で友人を作りやすい住環境と言えるでしょう。
マンションの最寄駅は「地下鉄赤塚」駅ですが、「光が丘」駅方面に向かうと複合商業施設「光が丘IMA」などもあり、お買い物にも便利です。

東京メトロ有楽町線・副都心線「下赤塚」駅より徒歩8分。東武東上線「下赤塚」駅より徒歩10分です。

詳しい物件情報はこちらをご覧ください。

◆Brilliaタワー東京

総戸数644戸、地上45階建てのタワー型大規模マンション。

平成18年に建てられており、マンション内には展望ラウンジやフィットネスジム、パーティルームなど充実の設備が揃っています(一部有料)。
マンションのすぐ隣にはショッピングモール「オリナス」があり、お買い物にも困りません。また「錦糸町公園」も近くにあり、都心でありながら緑も感じられる環境です。

JR総武線および東京メトロ半蔵門線「錦糸町」駅より徒歩3分です。

詳しい物件情報はこちらをご覧ください。

まとめ

以上、今回は大規模マンションのメリット、デメリットや、大規模マンションと小・中規模マンションの比較をご紹介しました大規模マンションには、ご近所との関係性が希薄になりがちなど、デメリットもありますが、戸数が多い分、管理費や修繕積立金を安定して回収でき、管理体制が維持しやすいなどメリットも多くあります。

緑や共用施設も充実している物件が多いため、それらにメリットを感じる方にも向いているでしょう。

弊社では、マンションの規模にかかわらず、お客様のご希望に合ったお部屋探しのお手伝いをさせていただきます。ローン相談から些細なお悩みでも構いませんので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

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