資産価値

【東京版】資産価値が落ちないおすすめエリアを紹介!不動産の資産価値についても解説

[不動産知識]

不動産を購入する際、せっかくなら資産価値の高い、あるいは落ちにくいものを購入したいと考えるかたも多いのではないでしょうか。戸建やマンション、資産価値が落ちにくいのはどちらか。資産価値が落ちにくいエリアはどこか。詳しく解説していきます。

不動産の資産価値とは

不動産における資産価値とは、戸建やマンションがどれくらいの価値があるのかを具体的な金額で評価したもののことを言います。

車や時計などの資産価値も存在しますが、不動産においては建物の価値と土地の価値、2つの要素から成り立っているのが特徴です。

・建物の価値

建物の資産価値は、その立地や建物の管理状態などが影響してきます。

建物のデザイン性や広さ、構造などがありますが、なにより建物の資産価値は築年数が経つに連れその価値が減少してしまいます。

・土地の価値

土地の資産価値は、その立地や区画の形に影響してきます。

交通の便が良いエリアや周辺の商業施設や公共施設の有無により、その利便性が高いエリアが資産価値の高くなるでしょう。都内であれば交通機関が充実している分、建物と駅からの距離が近いほど資産価値は高くなることが多いです。

一般的に土地の資産価値は大きな相場変動がないのが特徴です。

 

戸建とマンションの資産価値の違い

これから家の購入を検討している方は、戸建とマンションのどちらが良いのだろうかと悩んでいるかもしれません。その際に資産価値で判断するならば、マンションをおすすめします。まずは、それぞれの資産価値の違いを解説していきます。

・戸建の資産価値

戸建を検討されている方は、まず注文住宅にするかあるいは分譲住宅にするかの2択を選択します。

おすすめは分譲住宅です。注文住宅は所有者のこだわりが強く反映されることが多く、一般的な住宅と比べ独特な内装になりやすいため、住宅を売却する際になかなか売れにくい傾向にあります。

その一方分譲住宅は、ハウスメーカーの消費者ニーズに応えた親しみやすい間取りやデザインを採用しているため、売却する際も売れやすい傾向にあります。

・マンションの資産価値

マンションは戸建と比べ耐用年数が長いため、築年数が経っても高く売却できる可能性が高いです。また、多くのマンションが管理会社が管理しているため定期的な修繕工事を行っているため資産価値が落ちにくいと考えられます。

そしてマンションは比較的駅距離が近い建物が多いのも土地の価値が高くなる要因のひとつとなります。

・マンションには売却価値と収益価値がある

マンションには2つの資産価値があります。

ひとつが売却価値です。これは先述したマンションの耐用年数が長いことに繋がります。耐用年数とは、建物などの固定資産の使用できる期間として、法的に定められている年数のことです。不動産の減価償却年数のことを指します。

→引用資料:「減価償却資産の耐用年数表」

マンションのような鉄骨鉄筋コンクリート造であれば、住宅用は47年の耐用年数がありますが、木造戸建となると22年と年数に差があることがわかります。

一方、収益価値は賃貸物件として高く貸すことができる価値のことを指します。マンションの部屋を貸し出して収益を得ることを目的として購入する人もいるため、資産価値の落ちにくい分譲マンションを投資用として購入するケースもあります。

 

資産価値が落ちないおすすめエリア

資産価値が落ちない条件として、最も重要視されるのが立地です。最寄り駅からの距離と周辺環境は資産価値として変動が少ない項目になります。リーマン・ショックや自然災害など経済に大きな影響を与えることがない限りは、相場に変動がないと考えて良いでしょう。

そこで2022年現在における資産価値が落ちにくいと考えられるエリア(東京都)をご紹介します。

・渋谷区エリア

東京都の中心地とも呼べる渋谷。交通の便はもちろん大型商業施設なども充実しています。また渋谷駅は再開発が進んでおり、今後の発展にも注目度が高いエリアです。

参宮橋には代々木公園など自然の多く環境面でも優れており、住みやすさといった点においても資産価値の落ちにくいエリアです。

渋谷

・台東区エリア

台東区には上野や浅草といった観光地としても有名なスポットが多いですが、新幹線が通る上野駅など交通の便の良さが注目されます。駅周辺には美術館などの文化施設などもあり、飲食店や商業施設も充実しています。

また「浅草タワー」などのタワーマンションも建設されており、人気の高いエリアとなっています。

台東区

・中央区エリア

先日臨海地下鉄新線の構想が発表されたことでも話題のエリア。東京駅から銀座を経由し有明方面へと地下鉄が繋がることで、さらなる利便性が高まることが予測されます。

勝どき・築地エリアはタワーマンションなども多く、また商業施設も充実していることから2022年現在においても住みやすい街でもあります。

そこに地下鉄新線の事業計画が進むことにより周辺の再開発も活発になっていくことが予測されるでしょう。そうなると、資産価値は落ちるどころか上がっていく可能性も秘めています。

中央区

まとめ

資産価値は将来の生活の不安を支えてくれる大切な資産です。特にマンションなどの不動産は少しの変化でも高額になってきます。その少しでも高い、あるいは落ちない価値を求めて自分なりにしっかりと調べてから購入することが大切です。

未来の資産価値の変動を予測するのは難しいことではありますが、購入前にしっかりと不動産の資産価値をチェックすることをおすすめします。

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編集部

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