編集部
リノベーションとDIYの違いは? DIYのメリット・デメリット
[ライフスタイル]
「気に入った家具が見つからない」など、お部屋のレイアウトにお悩みの方も多いでしょう。しかし、できる限り予算は抑えたい。 そこで、”DIY”です。業者に頼むのではなく、自らの手でお部屋を作ってしまおうとお考え方。悩みや不安、ここで解決していきましょう!
目次
- 1.DIYとは?
- 2.DIYのメリット、デメリット
- ・メリット
- ・デメリット
- 3.セルフリノベーションという選択肢
- ・管理規約を入念にチェックする。
- ・騒音などのトラブルを避けるために計画をしっかりと立てる。
- ・電気・ガス・水道は業者にお願いする。
- 4.【ケース別】どんなDIYができるの?
- ・リビングDIY
- ・キッチンDIY
- ・床DIY
- ・壁DIY
- 5.初めてのDIYで揃えておきたい工具
- ・ソーガイド
- ・電動ドリルドライバー
- ・スケール
- ・ボンド
- ・ヤスリ
〇DIYとは?
「Do It Yourself」(自分でやろう)の略語であるDIY。日本では古くから「日曜大工」として親しまれてきました。
机や椅子、本棚など生活に必要な家具を自分たちで作成する。それがDIYです。
日曜大工と聞くと休日のお父さんが作るイメージが強いですが、近年では雑誌やテレビ番組の影響もあり、女性が携わる機会も多くなっています。また、ホームセンターや100円ショップなど、身近な店舗で材料を安く手に入れられることも増えたため、気軽に楽しめるようになりました。
〇DIYのメリットとデメリット
・メリット
①低コストでできる
業者に依頼しないため人件費がかかりません。部材なども予算に合わせたものを自由に選ぶことができます。
②自分のアイデアをそのまま生かせる
「この隙間にピッタリの棚を作りたい!」「自分の背丈に合った本棚を作りたい!」「部屋の壁紙にあう椅子が欲しい!」など、自分のアイデアをそのまま形にすることができます。オリジナルの世界に一つしかない家具になり、お部屋にもオリジナリティが生まれるでしょう。
③思い出作りになる
家族で作業することにより、思い出作りにもなりますね。コミュニケーションが生まれるキッカケにもなるでしょう。また、「自分で作った!」となれば愛着もわくもの。子どもと一緒にモノを大切にする心を養えます。
・デメリット
①時間と労力がかかる
すべて自分たちで行うと、相応の時間と労力がかかります。最初から大掛かりなものを作ろうとしてしまうと挫折してしまうことも。まずは小さな作品から始めましょう。
②仕上がりが思い通りにならないことも
プロが作ったものを想像して作り始めたのはいいものの、思うように進まず、完成形が想像していたものと違うということも十分考えられます。
そのため、事前の計画をしっかりと立てることや知識を身に着けること、経験者の手を借りることなどが大切です。
〇セルフリノベーションという選択肢
セルフリノベーションとは、その名の通り自らの手で部屋のリノベーションをするということです。
リノベーションとは、壁や床を張り替えたり間取りを変更したりと大掛かりなリフォームのことを指します。リノベーションの費用については【リノベーション費用と節約のポイント】で詳しく紹介していますので、併せて参考にしてください。
◆セリフリノベーションを行うときの注意点
リノベーションはDIYよりも大掛かりになります。特にマンションでのセルフリノベーションでは、以下のようなポイントに注意しておきましょう。
・管理規約を入念にチェックする。
マンションにはそれぞれ管理規約が存在し、どの程度リノベーションしても良いのかなどの記載があります。また、「フローリングには防音効果のある部材を使用すること」などの規約がある場合もあります。
詳しいことは管理組合に相談するなどの事前の把握が大切。近隣住民とのトラブルを避けるためには必ず行っておきましょう。
マンションによってはセルフリノベーションが難しい可能性もあるため、あらかじめ最新の管理規約に目を通しておくことが大切です。
・騒音などのトラブルを避けるために計画をしっかりと立てる。
セルフリノベーションを実行する際には、入念な計画を立てておきましょう。
作業を進める時間帯の配慮や、近隣住民へ事前の挨拶や断りを入れておくことも大切です。
特に木材などの加工には大きな音が出やすいもの。最近ではホームセンターなどで事前に加工してもらえるサービスもあるため、惜しまず有効活用するのが良いでしょう。騒音トラブルなどを避けるためにも、室内での作業には十分な注意が必要です。
・電気、ガス、水道は業者にお願いする。
専門性の高い配管などは、勝手に変更してはいけません。漏電やガス漏れの原因となってしまう恐れがあるからです。
もし配管などを変更する場合は、専門業者に依頼してください。
〇【ケース別】どんなDIYができるの?
ここでは、ケース別に工夫を凝らしたDIYについて紹介していきます。
★リビングDIY
チェアをDIY。複雑な設計もいらない、初心者にオススメのDIYです。最初から焼き目が入っている木材やスノコなど、100円ショップでも簡単に材料が手に入ります♪
木材とレンガを組み合わせ、収納ボックスで目隠し。機能性とデザイン性を兼ね備えたテレビ台。ヨーロッパの街並みを連想させるカッコいいデザインに仕上げています。
★キッチンDIY
キッチン回りのデッドスペースを有効活用。100均で手に入る木材でも簡単に作れる収納棚です。
ヴィンテージデザインのキッチンカウンター。カウンター板はホームセンターなどでカッティングできます。自宅でカフェ気分を味わいたいなら、デザインのこだわりは欠かせません。
カッティングシートを使えば、キッチンの雰囲気がガラッと変わります。壁だけでなく家具や家電にまで装飾を施せば、全体的な雰囲気が変わり毎日の料理も楽しくなりそうです。
★床DIY
トイレの床をクッションフロアに。カッティングして貼り付けるだけ。床を変えると、気分もスッキリです!
バルコニーの床には人工芝やタイルを敷いて、見た目を色鮮やかになります。テラスのような雰囲気になり、天気の良い日には日光浴も楽しめるかも⁉
★壁DIY
ディアウォールの壁なら、棚を付けて小物や観葉植物などをおいておしゃれにアレンジが可能です!
発砲スチロールで作るレンガ調の壁。素材も軽く色付けも簡単なため、自由なレイアウトでオリジナリティが際立ちます。
〇初めてのDIYで揃えておきたい工具
◆ソーガイド
工具を使い慣れていない方でも、真っ直ぐ板を切ることができる便利な工具。大きな角材などはホームセンターでお願いしたとしても、細かい部分の修正の際には欠かせません。特に斜めにカットする場合には、とても便利です!
◆電動ドリルドライバー
木材などを繋ぎ組み立てるときには欠かせないドライバー。電気ドリルであれば、力を使わずにできるため、女性でもラクラク。
◆スケール
DIYの際には必需品のアイテム。仕上がりをキレイなものにするためには、しっかりと活用することが大切です。
◆ボンド
木材の接着はもちろん、金属や布製品にも利用ができるアイテム。木材を釘やネジで固定する前に、ボンドを使って接着させておくことでより強固に接着することもできます。
◆ヤスリ
木材を滑らかに整え、角を丸くしたりペイントの際の色乗りが良くなったりと、仕上げの際には欠かせないものです。100円の安いもの販売されているため、リーズナブルな価格で手に入れることができます。