編集部
中古マンションが売れない原因と売却のコツ
[不動産知識]
「なかなか売れない」など悩みを抱えがちなマンションの売却。この記事では「売れない理由」と「売るためのコツ」を徹底網羅!マンションが売れない8つの原因を知り、早期売却に向けて手を打っていきましょう!東京リノベーションストアは不動産の売却も承っております。お気軽にご相談ください。
目次
- 1.中古マンションが売れなくなってしまう8つの原因
- 【1】価格設定が適正相場から大きくズレている
- 【2】管理費や修繕積立金が高い
- 【3】1つのマンション内で複数の物件が売りに出されている
- 【4】広告などの宣伝が少ない
- 【5】お部屋の写真が少ない
- 【6】お部屋にモノが多く、居住者の生活感が強い
- 【7】共有部が煩雑など管理体制が良くないと思われてしまう
- 【8】仲介不動産業者と上手く連携が取れない
- 2.中古マンションを早期売却するための5つのコツ
- ①適正な相場価格を設定する
- ②売却するマンションには付加価値をつける
- ③広告内容を見直す
- ④室内をキレイにする
- ⑤信頼できる仲介不動産業者に変更する
- 3.マンションは半年以内に売れる?
- 4.スピーディな中古マンション売却をおすすめする理由
- 5.なかなか売れない…そんな方はWAFULLのコンシェルジュにご相談を
中古マンションが売れなくなってしまう8つの原因
【1】価格設定が適正相場から大きくズレている
物件の価格の設定が適正相場より高すぎると、売れない原因となります。
住み替えを検討しており「このくらいは資金が欲しい」と無理な価格設定をしていたりすると、このようなことが起こってしまいがちです。
【2】管理費や修繕積立金が高い
物件価格が適正であっても、管理費や修繕積立金が高くランニングコストが高いとなかなか買い手が見つかりません。
しかし、管理費や修繕積立金が高いというのは「マンションがしっかりと管理されている」ということの現れでもあります。管理費・積立金が高いときには、管理体制の良さをアピールするような広告を打つなどの工夫をしてみましょう。
【3】1つのマンション内で複数の物件が売りに出されており、競合が多い
同じマンション内で複数の物件が売り出されていると、競い負けることがあります。
所有している物件が最上階のとても良いお部屋だったとしても、下層階に眺望は良くないけれど価格の安いお部屋があったりすると、買い手はそちらを魅力的に感じます。こういった場合、そのお部屋にしかない付加価値をよりアピールする必要があります。
【4】広告などの宣伝が少ない
どんなに良い物件であっても、広告などの宣伝が少ないと買い手の目に触れず購入につながりません。広告などは売却を依頼した不動産会社が行うことが一般的なので、その会社が行っている広告が適切かどうかきちんとチェックしましょう。
まずは、SUUMO・HOME’Sといった大手ポータルサイトにきちんと掲載されているかチェックします。購入者の多くはポータルサイトでお部屋を探すため、ここに掲載されていることが大切です。
◆販売図面のデザインも大切
業界で「マイソク」と呼ばれるような、物件を紹介する1枚の紙も大切です。
購入者が不動産会社でお部屋を紹介されたとき、一番初めに目に触れるのがこのマイソクと呼ばれる紙であることが多いのです。必要な情報がきちんと乗っているかだけでなく、デザインやテイストが購入者の層にきちんとあっているかも確認しましょう。
東京リノベーションストアでは、社内のデザインチームが物件一つひとつに合わせて1からデザインを考えています。
色合いやテイストからターゲットとなる層に合わせることで、より買い手の目にとまりやすいマイソクができるのです。
◆独自の物件紹介をしている会社も
ポータルサイトだけでなく、独自のwebサイトで物件情報を掲載している会社もあります。
ポータルサイトは運営会社によって掲載できる情報に制限があることも多く、物件の魅力すべてを伝えきることは難しいのです。そのため、ポータルサイトだけでなく独自の見せ方でお部屋を紹介していると、より買い手に物件の魅力が伝わりやすくなります。
【5】お部屋の写真が少ない
マンションの購入を考えている人にとって、お部屋の写真というのはとても重要です。
気になった物件すべてを見に行くのは大変です。そのため買い手は写真である程度の予想を付け、見に行く・見に行かないを決めます。
そのため、写真の枚数が少ないとお部屋の状況が伝わらず候補から外れてしまいがちです。
【6】お部屋にモノが多く、居住者の生活感が強い
いざ購入者が内覧にきても、お部屋に居住者の生活感が強く感じられてしまうと引っ越し後の生活が想像できず、「買いたい!」という気持ちが弱くなってしまいます。
近年は購入したお部屋をリノベーションやDIYで自分流にアレンジする人も多くなっています。そのため、「引っ越したらここをこう変えたいな」というようなイメージがわくように、モノはできるだけ少なくし、スッキリと見せることが大切です。
【7】共有部が煩雑など管理体制が良くないと思われてしまう
購入者は、お部屋の中だけでなくマンション共用部もとても気にします。
ゴミ捨て場や郵便ポストの使い方などは必ずといってもいいほどチェックされるポイント。また「マンション内にモラルのない人がいないか」というのも気にされます。このような点が目に付いてしまうと、なかなか購入されません。
【8】仲介不動産業者と上手く連携が取れない
不動産会社との連携不足も、物件が売れない原因となります。
広告の掲載内容や売却の状況が分からないと不安になりますし、お互いに話し合って改善点を見つけていかないと物件がなかなか売れません。連絡がつながりにくかったり、欲しい情報を開示してくれなかったりするような不動産会社には要注意です。
中古マンションを早期売却するための5つのコツ
①適正な相場価格を設定する
販売価格が高すぎる物件は、やはりなかなか売れません。エリアの価格相場などを参考に適正な価格を設定しましょう。相場の算出には今までの成約事例などのデータが重要なため、不動産会社の意見を参考にしてください。
②売却するマンションには付加価値をつける
お部屋に他にはない付加価値があると、売却が有利になります。
「最上階」や「眺望」などの変えられない付加価値もありますが、売却するときにあとからつけられる付加価値もあります。
瑕疵保険加入による保証や、住宅履歴の発行、アフターサービスなどがこれにあたります。
◆東京リノベーションストアの物件売却コンシェルジュが提案する「5つの付加価値」
東京リノベーションストアでは、物件が好条件で売却されるために、5つの「付加価値サービス」を行っています。保証やアフターサービスのほか、「住宅履歴書」の作成・登録など買い手が安心して購入するための付加価値であり、売却を後押しするものとなっています。
③広告内容を見直す
広告の内容が魅力的でないと、なかなか買い手の目にとまりません。「内見の予約が入らない」というときはまず広告の内容を見直してみましょう。
◆住んでいるからこそ分かる「物件の良さ」を不動産会社に伝える
不動産会社は住宅のプロなので、データや情報から物件のメリットを見つけることはできます。しかし、実際に住んでいる人にしか分からない「物件の良さ」というのもたくさんあります。例えば「近所のスーパーは魚が安くておいしい」といった近隣のことや、「冬は夕焼けがとてもきれい」「マンションには親切な人が多い」といったことなど。
このような、”住んでいる人にしか分からないメリット”を不動産会社にも伝えて広告に盛り込むことで、より買い手の目をひく広告を作ることができます。
④室内をキレイにする
せっかく買い手が興味をもって内見に来ても、お部屋が雑然としていると引っ越し後の生活が想像できず、購入を決められません。
住んでいるとなかなか難しいものではありますが、できるだけお部屋はキレイに片付けておきましょう。
特にキッチンや浴室・洗面室などの水回りは生活感が出やすい部分。汚れが気になるときには、プロにルームクリーニングを依頼するのも良いでしょう。
⑤信頼できる仲介不動産業者に変更する
不動産会社との連携がうまくいかず不信感があるときには、思いきって不動産会社を変更するのもひとつの方法です。不動産の売却には、不動産会社との信頼関係がとても大切。会社に対して不信感があるときには、別の会社に話を聞きに行くのも良いでしょう。
マンションは半年以内に売れる?
〇マンションの売却は3ヵ月サイクルでの区切りが多い
マンションの売却は、3ヵ月サイクルで行われることが一般的です。購入を考えている人も3ヵ月ほどで物件の選定や内見などを進めることが多いため、売却も同じようなサイクルで進みます。
〇3ヵ月後、価格などの見直しを行い次の3か月間で売れるようにする
売りに出してすぐ買い手が見つかれば良いですが、そうでない場合は売却開始から3ヵ月ほどたった時点で価格などの見直しを行います。
この間に問い合わせや内見があった場合には、その内容をもとにメリットを押し出したり不安を払拭するような広告に変更することもあります。この3ヵ月後のタイミングで、より買い手のニーズに合う売り出し方に切り替えることが大切です。
スピーディな中古マンション売却をおすすめする理由
〇維持費がかかる
マンションには、管理費や修繕積立金、固定資産税などの維持費がかかります。売却が進まないとこれらの維持費を払う期間も長くなってしまうため、できるだけスピーディに売却しましょう。
〇半年以上売りに出されていると買主に悪い印象を持たれることも
また、なかなか物件が売れないことで“売れにくくなってしまう”こともあります。
買い手は、長い期間売りに出されている物件に「なにか悪いところがあるからこんなに長く売れ残っているのではないか?」というマイナスの印象を抱きます。期間の基準は人によりますが、半年以上売りに出されていると悪い印象を持たれることが多いようです。
なかなか売れないと、さらに「売れにくくなる」という負の連鎖が起こるため、売りだしたらできるだけ早く売却できるよう手を打っていきましょう。
なかなか売れない…そんな方は東京リノベーションストアのコンシェルジュにご相談を
お持ちの不動産がなかなか売れずに困っている方に、東京リノベーションストアの「不動産売却コンシェルジュ」をご紹介させてください。
東京リノベーションストアの不動産コンシェルジュは、100%売主様に寄り添うエージェント型の不動産です。さきほどの5つの付加価値を提供するサービスはもちろん、他の競合物件と差別化をはかるためにスピーディな売却活動を行っています。自社サイトや不動産情報サイトでの広告にもこだわり、チラシなどのポスティングも実施。もちろん、こうした広告活動に費用は一切いただいていません。
不動産の売却で悩んでいる方は、ぜひ一度東京リノベーションストアの不動産売却コンシェルジュにご相談ください。