【二人暮らしのインテリア】選び方のポイント

[ライフスタイル]

二人暮らしの物件選び、どうすればいいの?そんな方の疑問にお答えします!物件選びのポイントから、インテリア・家具の選び方までを解説!二人暮らしにおすすめの間取りも紹介します。

目次

二人暮らしの物件。選び方のポイントは?

Point1.家賃の目安をきめる

まず初めに、家賃の目安を決めましょう。
それぞれがいくらくらい住居費として出せるか決め、その合計金額が家賃の目安となります。

毎月の住居費の目安は、月収の手取りの3分の1以内とされています。家賃以外の出費や、月々どのくらい貯金をしたいかなど考え、自分のライフスタイルにあった金額を決めましょう。

Point2. エリアを絞る

家賃の目安が決まったら、お部屋のエリアを決めましょう。2人で暮らすとなると、お互いが通勤や通学に便利な場所を探すことになります。
エリアは毎日の生活の快適さに直結するため、不公平になると不満が溜まりやすいポイントです。よく話し合って決めましょう。

◆電車を使うなら路線で考える

距離も大切ですが、日常的に電車を使うのではれば路線で考えるのもひとつの方法。少し遠くても乗り換えナシで学校や職場にアクセスできれば便利ですね。

◆便利な駅を選ぶのもアリ

複数路線利用できる駅だとお互いにとって便利なことが多いです。また「新宿」駅や「東京」駅などのビッグターミナルまですぐに出られるところに決めるというのも良いですね。

Point3. 間取りを決める

エリアが決まったら、次に希望する間取りを決めましょう。2人暮らしであれば、間取りは1LDK2LDKほどが一般的です。

◆1LDK

2人でゆっくり過ごす時間を大切にしたい、という方には1LDKがおすすめ。LDKを食事やリラックスの空間にし、1つある居室を寝室にすることが一般的です。

少し広めのLDKのあるお部屋を選べば、お部屋の一角にそれぞれのデスクスペースなどを作ることもできます。

◆2DK

ひとりの時間も大切にしたい!という方には2DKがおすすめ。兄弟・姉妹や親子2人で暮らすときには2DKが良いかもしれませんね。

また、夜寝る時間が違うという2人にも、居室が2つある2DKがおすすめ。寝室を分けることで睡眠が妨げられるのを防いでくれます。

◆2LDK

家に友人を招くことが多い人には2LDKがおすすめです。

食事をするスペースが2DKより広いため、数人で一緒に食事をすることもできます。ゲストが泊まることになったときには、居室のうちの1つをゲストルームにすることができますね。

また、どちらか1人がゲストを招いているときには、もう1人が独立した居室にいることができます。

◆1LDK・2DK・2LDKのメリットとデメリットまとめ

お部屋にもよりますが、一般的には1DLK2LDKと広くなるにつれて家賃も上がっていきます。それぞれのお部屋のメリット・デメリットと予算を照らし合わせながら、どんな間取りが良いのか考えてみましょう。

◆水回りの間取りはどうする?

居室だけでなく、浴室・トイレといった水回りの間取りも決め手おきましょう。

水回りのタイプは大きく分けて、

  • すべて独立したタイプ
  • 浴室と洗面室がセットになったタイプ
  • トイレと洗面室がセットになったタイプ
  • すべてがセットになった3点ユニットタイプ

の4つがあります。

2LDKであれば浴室・洗面室・トイレがそれぞれ独立していることが多いですが、1LDKだとすべてが一か所にあつまった3点ユニットタイプのことも。同居人が入浴中はトイレに入りにくい、といったことも起こりうるため、浴室とトイレは分かれていることが理想的です。

・浴室と洗面室がセットになったタイプ

・トイレと洗面室がセットになったタイプ

・すべてがセットになった3点ユニットタイプ

Point4. 物件の設備や周囲の環境をチェック

家賃・エリア・間取りが決まったら、そのほかに希望する条件を整理します。

ペットの飼育はするのか、ガスコンロは2口か3口か、追い焚き機能は必要か、オートロックは必要か、などなど

希望する条件が多いほど当てはまる物件は少なくなります。物件情報サイトで希望の条件を入力し、あまりにも該当する物件が少ないときには少し条件を減らしましょう。

また、エリアの便利さは交通アクセスだけでなく周辺の設備も関係します。近所にスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどがそろっていると便利に生活できますね。

現地に行くのが一番ですが、今はGoogleマップなどでも詳細な情報を得ることができます。気になる物件を見つけたときには、Googleマップで周辺の環境を調べてみると良いでしょう。

Point5. 内見は欠かさずに

お部屋の内見は欠かさずに行いましょう。

最近ではインターネット上で内見できるサービスも増えていますが、やはり実際に自分の目で見たほうが安心です。忙しいときや引っ越し先が遠方の場合は仕方ありませんが、できるだけ内見には行くことをおすすめします。

内見でチェックしたいのは、現地に行かないと分からないこと。以下にチェックポイントをまとめましたので参考にしてみてください。

◆check1:防音性

外や隣・上下階からの音が大きく聞こえないかをチェックしましょう。時間帯によって外部の音は変化するため、家によくいる時間帯に内見に行けると良いですね。

悩まされがちなのは就寝中の騒音ですが、夜中に内見に行くのは難しいもの。近くに車が通るような大きな道路がないかなどを確認し、心配であれば不動産会社に聞いてみるようにしましょう。

◆check2:湿気や風通し

風通しの良し悪しや湿気の度合いも快適な生活に直結します。
壁紙や窓サッシのまわりにカビが生えている場合、湿気の多いお部屋の可能性があります。
また、風通しについては実際に窓を開けて確かめてみると良いでしょう。

◆check3:排水や水回りのチェック

水回りの設備はあとあとトラブルになりやすい部分。しっかりチェックしましょう。
水を出せる物件であれば、水圧が弱すぎないか、トイレの流れが悪くないかなどが確かめたいポイントです。また排水のまわりにイヤなにおいがしないかなども確認しておきましょう。

◆check4:各所サイズの採寸

内見の前に、ベッドやソファなど大型の家具のサイズを測っておくと良いでしょう。
また内見のときにもメジャーをもっていき、各所のサイズを測っておくと安心です。特に今使っているカーテンを使いたい場合、高さや幅はちょうどよいかを確認しましょう。

エアコンを持っていく場合、室内の取り付け場所とともに室外機置場のサイズもチェックしてください。室外機置場が置けないとエアコンの買い替えが必要になることもあります。

◆check5:コンセントの位置はしっかりメモ

コンセントの位置は家具の配置に直結します。延長コードで伸ばすことはできますが、コードがたくさんあるとお部屋がゴチャゴチャして見える原因に。

すっきりしたお部屋をつくるためにも、コンセントの場所に合わせた家具の配置を考えたいですね。内見のときにコンセントの位置を把握しておけば、引っ越し後の家具の配置もスムーズに行えます。

 

インテリア選びでチェックしておきたいポイント

〇必要な家具を確認しておく

まずは必要な家具を確認しましょう。必要な家具をすべて紙に書き出し、その中からお互いの手持ちの家具・家電で使えるものがあるか確認します。大きな家具などは2人それぞれが持っていたものを搬入すると入らなくなることもあるため、事前に何を持っていくか必ず決めておきましょう。

〇購入する家具を洗い出す

必要な家具のうちどちらも持っていないものは購入することになります。

何から購入するか迷うかと思いますが、基本的には大きな家具から購入していくのがおすすめ。家具が増えてしまってから大きな家具を搬入しようとすると、導線が悪くうまくいかないこともあります。

〇インテリア・家具に充てる予算を出しておこう

2人暮らしの初めには、敷金・礼金などの費用や引っ越し代などさまざまなお金がかかります。

予算をオーバーしないよう、家具やインテリアに充てられる予算はあらかじめ確認しておきましょう。

緊急度の低いインテリアであれば、引っ越しが落ち着いてから少しずつ買い足すことができます。まずは必要最低限のものを揃え、その後お部屋を飾り付けるインテリアを購入していきましょう。

〇家具の組み立て場所を確保しておこう

家具を購入すると組み立てが必要になることも。大型の家具や収納棚だと広いスペースが必要になるため、事前に場所を確保しておきましょう。

 

二人暮らしのインテリア。選び方のポイントは?

Step1. ライフスタイルを明確に

リビングやダイニングのインテリア配置は、お互いの家での過ごし方を明確にしてから決めることが大切です。
2人で話し合うときには、以下のポイントを押さえておきましょう。

①食事は外食が多いのか、自炊が多いのか

キッチンとダイニングスペースの広さに関わります。外食が多いのであれば思い切ってダイニングスペースをなくし、リビングのソファの近くにローテーブルを置くなどしても良いでしょう。

逆に2人で家で食事をとることを大切にしたいのであれば、ダイニングテーブルとダイニングチェアを揃えると豊かな毎日になりそうですね。

①来客はどのくらいあるのか、何人くらい来るのか

たまに友人がひとり遊びに来るくらいであれば問題ありませんが、月に何度か数人が来て、泊まることもあるとなれば、いろいろと準備が必要です。ゲスト用の寝具や食器、それを収納しておくスペースも必要になるため、事前に確認しておきましょう。

②リビングでしたいこと

テレビや映画を見たいのか、休日にのんびり昼寝をしたいのか、趣味のスペースに使いたいのか。一番大切にしたい時間の過ごし方によってインテリア選びは変わってきます。
リビングで一番したいことを決め、それを快適にするために必要なインテリアを考えていきましょう。

Step2.間取りと照らし合わせながら選ぼう

どんなに理想の家具配置があっても、それを置くスペースがなければ意味がありません。家具やインテリアは、実際に住むお部屋の間取りと照らし合わせて選びましょう。

無理に大きな家具やインテリアを置いてしまうと、お部屋に圧迫感が出てしまい窮屈な毎日になってしまうことも。できれば初めのうちは少ないインテリアを配置し、必要に応じて少しずつ足せると良いですね。

また、窓があるところには家具を配置しにくいということもあります。たくさん家具をおきたい場合、窓の多くない間取りを選ぶと良いでしょう。

Step3.部屋のテイストやデザインを決めよう

必要なアイテムが決まったら、どんなテイストでお部屋をまとめるかを話し合いましょう。

2人の好みが合っていればそれに合わせれば良いですが、好みが違う場合は喧嘩の原因にもなりかねません。そのようなときは、リビングなどの共有部はシンプルなデザインに留めておいて、それぞれの居室を好みに合わせて飾り付けることでバランスをとりましょう。

お部屋のデザインやテイストを決めるのは、カーテンやソファ、テーブルといった大きな家具です。これらのテイストがバラバラだと、お部屋もバラバラと統一感のない空間になってしまいます。購入前に全体のコンセプトを決めておきましょう。

この記事を書いた人

編集部

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