編集部
衣替えの悩みを解決!簡単・便利な収納術
[ライフスタイル]
季節が変わり目に訪れる衣替え。その収納の仕方次第で、衣類などに黄ばみやシワを付けてしまう恐れがあります。そのような悩みを手軽に解決できる方法をご紹介します。
目次
- 1.衣替えっていつ?
- ・多くの地域は6月1日と10月1日
- 2.まずは基本の「衣替えのやり方」
- ・衣替えのやり方の流れ
- 3.衣替えのコツと注意点
- ・衣替えは断捨離のチャンス!
- ・カビ対策
- ・防虫対策は「湿気」と「汚れ」が大切
- 4.アイテム別!収納方法とたたみ方
- ・冬物
- ・夏物
- ・ワイシャツ
- ・布団
- 5.100均を活用!おすすめの収納用品
- ・整理収納仕切りケース
- ・ファスナー付ナイロンバッグ
- ・インデックスシート
- 6.衣替えのいらない収納をしてみる
- ・クローゼットの改造
- ・大きなクローゼットのご紹介
〇衣替えっていつ?
◆多くの地域は6月1日と10月1日
衣替えの時期は地域によって異なりますが、多くは6月に冬服から夏服、10月に夏服から冬服へと衣替えをします。これは学生の制服や社会人のスーツに多くみられる傾向です。
しかし、近年は6月になっても肌寒い日が続いたり、10月になっても蒸し暑かったりとベストなタイミングでの衣替えが難しくなっています。そこで天気予報などをこまめにチェックすることを心がけるとともに、以下の気温を目安に衣替えを始めると良いでしょう。
〇まずは基本の「衣替えのやり方」
◆衣替えのやり方の流れ
STEP1:いらないものを処分する
衣替えは断捨離の最大のチャンスとも言えます。しばらく着ていない服や黄ばみがひどくなった毛布など思い切って処分することで、その後の収納にもゆとりができます。
STEP2:季節ごとに収納を分ける
衣類は、着る季節ごとに衣装ケースを分けるなどして、わかりやすく収納することが大切です。夏物や冬物、通年通して着ることが多いものなど大きく3~4種類に分類すると衣替えもしやすくなります。
STEP3:洗濯機で洗えないものはクリーニングへ
衣類などを収納する前には洗濯機で洗ってからしまうことが大切です。その中でコートや不毛布団など、洗濯機では洗えないものは早めにクリーニング店に持っていきましょう。汚れや臭いが強く気になる物も、しっかりと汚れを落としてから保管することで、衣類の長持ちにも繋がります。
STEP4:衣類ごとにしっかりと収納する
衣類にはそれぞれに合った収納方法があります。防虫剤の使用方法やたたみ方の工夫、収納グッズを使ったアイデアなどを以下の章からご紹介していきます。
〇衣替えのコツと注意点
◆衣替えは断捨離のチャンス!
新しい服を買って、古く着なくなった服はケースの奥にしまったまま。そのような方も多いのではないでしょうか。 普段なかなか物を捨てられない方も、四季のある日本では衣替えは年に数回訪れる断捨離のチャンス。この機会に衣類の整理をしてしましましょう。
昨年のシーズンで一度も着ることのなかった服があれば、それを思い切って捨ててしまうことをお勧めします。また、襟や袖がヨレてしまったり黄ばんでしまったりした服も同様に処分することで、新たにスペースが生まれ収納もしやすくなります。
◆カビ対策
まず衣替えは、天気の良い晴れた日に行うと良いでしょう。
特に春から夏にかけての梅雨の時期はカビが発生しやすいため、梅雨明けなどに行ってください。また、衣替えを行った後もクローゼットの定期的な換気を心がけ、洗濯したものはしっかりと乾いた状態で収納しましょう。
◆防虫対策は「湿気」と「汚れ」が大切
一般的な防虫剤の成分は空気よりも重くケースの下に溜まっていくため、防虫剤は衣類の上に置いてください。また、防虫剤を使用する際は、パッケージの説明書きをしっかりと読み正しく使用しましょう。
衣類に発生する虫は、湿気と汚れを好みます。そのため、先ほどのカビ対策に加えて、防虫剤を併せて使用することをお勧めします。
〇アイテム別!収納方法とたたみ方
◆冬物
クローゼットの中で最もかさばりやすい冬物の衣類。
その上手なたたみ方を紹介しています。セーターやニットなどはケースに立てて収納すると、取り出しもしやすく型崩れの心配も少なくて済みます。
(出典:サンキュ!)(出典:サンキュ!)
◆夏物
Tシャツなどはたたみやすくコンパクトにまとまるため、量があっても安心です。手早く簡単にたためる方法をご紹介します。たたむのが面倒なときはくるくると丸めてしまう方法もあるそうです。
◆ワイシャツ
ワイシャツはシワになりやすく、たたまずにハンガーにかけた状態で収納されているご家庭も多いことでしょう。とはいえ、新品で購入した時のようにキッチリとたたむことができたなら、シワもできずに収納スペースにもゆとりが生まれます。厚紙などを使用すると、よりシワになりにくくキレイにたためます。
◆布団(冬物)
布団の収納はその大きさもゆえにクローゼットの大部分を占めてしまう家具のひとつです。圧縮するなどコンパクトにする方法もありますが、シーツも活用しながらたたみ方を工夫することで、クローゼットの枕棚にもしっかりと収まるサイズにまとめることができます。
〇100均を活用!おすすめの収納用品
この章では、衣替えの際にも使えるおすすめ100均アイテムをご紹介します!
◆整理収納仕切りケース
不織布製のケースは3種類の大きさがあり下着や靴下、ハンカチなどの小物の収納に便利です。お子さまの衣類の収納にも活用でき、清潔感のあるホワイトカラーも使いやすい理由のひとつ。大きさの調整もできるため、フレキシブルな収納ができます。
>
◆ファスナー付ナイロンバッグ
様々なデザインがあるナイロンバッグ。不毛布団などの大型の荷物の収納の活用がおすすめです。取っ手が付いているため、出し入れや持ち運びも簡単。自立するので、型崩れの心配もありません。
◆インデックスシート
これは収納したケース内に何が入っているかをわかりやすくするアイテム。イラストですぐに見分けることができます。季節物の衣類は長い間しまっておくことも多いため、しっかりとした管理も収納術として大切です。
〇衣替えのいらない収納をしてみる
◆クローゼットの改造
ここまで様々な衣替えの方法やアイテムなどご紹介してきましたが、「それでも衣替えが面倒だな…」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方には、思い切ってクローゼットそのものを見直してみるのもひとつの手です。
今回ご紹介するクローゼットの改造事例では、元々あった衣装ケースを無くしてハンガーポールを増設。ボトムスなどもハンガーに吊るすことで、クローゼット内の掃除もラクラクできるように。これなら衣替えで物を入れ替える必要もなく、出し入れも簡単ですね。
◆大きなクローゼットのご紹介
わざわざ改造する必要もない、広々クローゼットをご紹介します。
・ウォークインクローゼット
通常のクローゼットよりも奥行きがあり、クローゼット内を人が歩いて出入りできる収納です。お部屋によってはシステム収納となっているところもあり、衣類の種類ごとに分けて収納できるため、衣替えのときには便利です。
・ウォークスルークローゼット
2方向から出入りができるウォークスルークローゼット。一般的に両サイドにハンガーポールが付いているため、夏物・冬物を分けて収納しておくこともできます。容量も通常のウォークインクローゼットよりも大きいものが多く、たくさんの荷物をしまっておけます。
こうした大きな収納があることに越したことはありません。全居室に収納が完備されているお部屋、リビングや廊下部分にも収納スペースが確保されているお部屋などの場合、場所ごとに衣類や荷物を分けることで衣替えをしやすくすることもできます。
〇まとめ
衣替えは大変な作業ではありますが、収納術を工夫することで効率よく簡単に行うことができます。この記事を参考にすれば、今年からの衣替えはラクラクです♪