フラット35 完全攻略! 〜金利や契約条件は?団信は不要?!〜

[住宅ローン]

最近はCMでもよく目にする「フラット35」。住宅ローンのことだろうとなんとなく認識していても詳しく知っている方は少ないのではと思います。今回はそんな「フラット35」について分かりやすく説明していきます!

 フル美さん ・・・・以前東京リノベーションストアで働いていた30代後半の専業主婦。転職したばかりの営業マンの旦那さん・5歳の息子くんとの3人家族。世帯年収500万円。子供の入学に合わせてマイホーム購入検討のため、すまい先生に相談中!

 すまい先生 ・・・東京リノベーションストア入社10年目でリノ子さんの上司。宅地建物取引士とFP技能士2級を持つ不動産のプロフェッショナル。今まで相談に乗ったお客様数はなんと200組以上!住宅ローンのことはお任せあれ!

フラット35Sについてはこちら

そもそもフラット35とは?

 フ  すまい先生お疲れ様です!以前のコラムでは、住宅ローンはどんな金融機関で利用できるのか教えていただきましたが、その際に少し触れたフラット35は一般的な金融機関とは異なる点がたくさんありましたよね。最近CMでもよく見かけるので、どんな住宅ローンなのか気になります。

※それぞれの金融機関の特徴についての詳細は「こちら」から!

 先  フル美さんお疲れ様です。フラット35についてまだ詳しく説明していませんでしたね。では今回は、フラット35について勉強していきましょう!

まずフラット35とは、提供元は国で、契約などは民間機関の銀行などで行う住宅ローンのことです。最大の特徴は、「フラット35」という名前の通り返済終了まで続く金利が変わらず、返済期間を最長35年まで設定できることです。

 フ  名前の通りの特徴で分かりやすいですね!提供元と契約窓口が別々とは、知りませんでした。

 先  さらに詳しく説明すると、フラット35の母体は「住宅金融支援機構」です。住宅金融支援機構とは、国土交通省と財務省が所管していた住宅金融公庫の業務を引き継いだ、独立行政法人(= 国から独立して行政の仕事をする法人)です。窓口は民間の金融機関になります。

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 フ  銀行とは違って普段はあまり馴染みの無い機関なので少し不安でしたが、提供元が行政だと安心して利用できそうな気がします。

 先  東京リノベーションストアのお客様の中にもフラット35を利用している方はたくさんいらっしゃいますよ。元々フラット35についてあまり知らなかった方でも、契約条件などを考慮し最終的に利用された方もいらっしゃいます。東京リノベーションストアではお客様と同じ目線に立ってしっかりご説明させて頂くので「何も知らなくて不安…」という方でも安心してご利用頂けると思います!

フラット35の特徴

 先  次にフラット35の特徴を見ていきましょう。民間の金融機関と違いを比べると分かりやすいかと思います。

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 フ  見比べてみるとかなり違いますね。

 先  そうですね。フラット35の金利タイプは全期間固定型のみなので、借入時の金利が返済終了まで固定されることが最大の特徴です。また、民間の金融機関は団信加入必須のところが多いですが、フラット35では任意になります。

 フ  金利が変わらないのであれば、返済プランが立てやすそうですね。

どこで借りても同じ?

 フ  フラット35の窓口は民間機関ということですが、具体的にはどこから借りられるのでしょうか?

 先  メガバンクから都市銀行、信用金庫やネット銀行、さらにはフラット35を専門に扱う金融機関などたくさんありますよ。代表的なところだとARUHIやイオン銀行、住信SBIネット銀行、りそな銀行などですね。

 フ  色々なところがフラット35を取り扱っているんですね。フラット35の窓口が異なっていても、提供しているのは住宅金融支援機構ということは、どこで契約しても条件や内容などは同じということですか?

 先  いいえ、同じではないんです。提供元が同じだからどこで契約しても変わらないと勘違いしてしまいやすいのですが、実際は契約する機関によって金利や手数料などが異なるので、注意が必要です。

 フ  てっきり同じかと思っていました。危なかったです・・。

 先  借りられる人の条件や住宅の条件などは同じですが、金利や手数料は金融機関によって大きく変わる場合があります。どこで借りても同じだと思い、慣れ親しんだ銀行で借りよう!とお申し込みされてしまうと、損をしてしまうこともあるので、まずはプロに相談することをおすすめします。東京リノベーションストアにご相談いただければ、無駄な支払いを発生させずにどこの金融機関がベストなのか知ることができますよ。

どんな人におすすめ?

 フ  東京リノベーションストアのお客様もフラット35を選ばれる方が多いとの事ですが、どういった方におすすめなのでしょうか?

 先  先ほども説明しましたが、フラット35では団信の加入が任意となっています。銀行などで住宅ローンを契約する場合は団信の加入が必須のため、健康上など何らかの理由で団信に加入できない方や、そもそも加入を希望されない方はフラット35がおすすめです。

(団信について知りたい方はこちらをクリック!)

また、一般的に会社員ではないフリーランスなどの自営業の方は銀行などで住宅ローンを利用することが難しいと言われています。しかし、フラット35だと利用できる可能性が高いです。

フリーランスや自営業の方でも借りられます!

 フ  なぜフラット35だと自営業の方でも利用できる可能性が高いのでしょう?

 先  フリーランスなどの自営業の場合、銀行などの民間機関の住宅ローンでは、平均所得が直近の3期連続で黒字であることが条件とされますが、フラット35では直近の1期分のみです。なので開業して3年未満でもフラット35なら審査に出せますし、3期前が赤字でも直近の1期分で所得が改善していれば可能性が見込めるためです。

 フ  それはいいですね!家を買いたいフリーランスの友人がいるので、早速教えてあげようとおも思います!ちなみに、東京リノベーションストアのお客様にも今までそういった方はいらっしゃいましたか?

 先  もちろんです。フリーランスの方や身体障がいをお持ちの方など、銀行では住宅ローンを利用できなかった方もフラット35で借りることができました。

またフラット35は、転職してまだ1ヶ月や正規雇用ではないアルバイトという状況でも審査に通る場合があります。

 フ  アルバイトの方でも審査に通る可能性があるんですね!とても窓口の広い住宅ローンなんですね。

 先  フラット35は持ち家を促進するための住宅ローンなので、民間の住宅ローンより条件が柔軟になっています。ただし、フラット35は住宅の条件(面積や構造など)が定められているので、注意が必要です。契約者の基準を満たしていても住宅が基準を満たしていなければ、住宅ローンは借りられないので、フラット35に適合している物件を見つける必要があります。

東京リノベーションストアのスタッフは、お客様のお家購入という夢を叶えるために、たくさんの可能性の中からベストな選択をしていただけるよう全力で住宅ローン契約のお手伝いをさせていただきます。フラット35適合の物件もたくさんご紹介できますよ!

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「フラット35を検討しているけど、どこで借りればいいの?」「銀行の審査に通らなかった…」など、どんなお悩みも大歓迎です!まずはお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

編集部

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