リノベーションとは?リフォームとの違いや手順について

リノベーションとは?リフォームとの違いや手順について

[リノベーション]

中古マンションの情報を見ていると、よく目にする「リフォーム」や「リノベーション」という言葉。しかし、「リフォーム」と「リノベーション」では何が違うのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では「リフォーム」と「リノベーション」の違いを解説。自分でプランを立ててリノベーションをするときの進め方についてもみていきたいと思います。

〇はじめに

「リフォーム」と「リノベーション」という言葉について、明確に決められている定義は現在ありません。不動産会社や施工(工事)会社によって、独自の基準で「リフォーム」「リノベーション」という言葉を使い分けているのが現状です。そのためリフォーム・リノベーションという言葉だけで判断せず、実際にどういった内容の工事が行われたのかよく確認するようにしましょう。

この記事では、「リノベーション協議会」の決めるリノベーションの定義をもとに、一般的にいわれているリフォームとリノベーションの特徴について説明していきます。また、当社ワッフルでも以下のような定義のもと「リフォーム」と「リノベーション」という言葉を使い分けています。

 

リフォームとは?

〇古くなったものを元に戻すこと

リフォームとは、古くなりマイナスの状態となっているものをゼロに戻す、原状回復のことをいいます。

〇リフォームでできること

  • 古くなった壁紙やフローリングの張替え
  • 古くなった設備(浴槽、トイレ、キッチンのガスコンロなど)の交換

+α リフォームの前段階、クリーニングとリペア

リフォームの前段階として、室内のクリーニングとリペアがあります。

リペアとは、塗装やコーティングなどにより、フローリングやクロスの傷を目立たなくすることです。

〇費用

・クロスやフローリング張替えの相場

使うクロスやフローリングの種類にもよりますが、「平米数×2万円(※)」がおおよその相場とされています。60平米の家であれば、約120万円ほどです。

※お部屋の広さが50平米に満たない場合、この計算で出る費用よりも高くなる傾向があります。

・水回りの設備の交換

浴室、洗面室、トイレ、キッチンの4点を交換した場合、相場は約240万円とされています。

 

リノベーションとは?

〇お部屋を時代やライフプランに合わせて生まれ変わらせる

リノベーションとは、古くなりマイナスの状態となっているお部屋に機能を追加し、プラスの状態にすることをいいます。時代やライフスタイルの変化に合わせて、お部屋の全体的な改修を行います。

〇リノベーションでできること

  • 間取りの変更 (例)リビング10帖の3LDK→リビング18帖の2LDK
  • 水回りの配置の変更 (例)壁付けのキッチン→対面式キッチン
  • 設備の追加 (例)食洗機の追加、床暖房の追加
  • 内装の雰囲気やデザインの変更 (例)昔ながらの和室→モダンな洋室
  • 配管(排水管、給水管など)を新しくする

〇費用

リノベーションの費用は、どんなお部屋にしたいかによって大幅に変わってきます。

今ある壁などをすべて壊し配管から設置する「スケルトンリノベーション」を行った場合、費用の相場はおおよそ「平米数×12万円(※)」だといわれています。60平米のお部屋をすべてスケルトンリノベーションした場合、約720万円がかかることになります。

予算の都合ですべてのスケルトンリノベーションが難しい場合は、残せる部分は残すなどして予算とのバランスをとっていきます。

※お部屋の広さが50平米に満たない場合、この計算で出る費用よりも高くなる傾向があります

 

リノベーションの進め方は?

〇リフォームするか、リノベーションするか

リフォームとリノベーションの違いをまとめると、このようになります。

では、実際に自分でリノベーションをするとどのような流れになるのでしょうか。

〇持ち家をリノベーション

現在所持している家をリノベーションする場合は、リノベーションの施工会社を探すことから始めます。施工例などを見て、自分のイメージに合う施工をしている施工会社を探していきましょう。

〇新しく家を買ってリノベーション

新しく家を買ってリノベーションをする場合、家探しと同時にリノベーションのプランを考えていくことになります。

流れを以下にまとめましたので、ご参考ください。

中古マンション購入のリノベーションの流れフローチャート

 

中古マンション購入のリノベーションを同時にしたい場合、まずはどんな家でどんな暮らしがしたいかを考えます。そこからリノベーションのプランを考えましょう。

やりたいプランがおおよそ決まったら、次は資金計画です。住宅ローンを利用する場合は月々の支払いの額から借入する金額を決めると、入居したあとも無理なくローンの支払いが続けられます。

資金計画について、くわしくはこちらをご覧ください。

参考記事:やさしく解説!中古マンション購入の流れと注意点

リノベーションを考えている場合は、購入できる物件の価格からリノベーションにかかる費用を除いた金額のお部屋を探していくことになります。

・物件探し

ご自身でリノベーションをする場合間取り変更もできますので、お部屋探しをするときに間取りを気にする必要はありません。主に気にするポイントは「広さ(平米数)」「マンション全体の状態」「立地」です。他にこだわりの条件(ペットの飼育についてなど)がある場合はそれらを含めて物件探しを進めていきましょう。内見するときは、日当たりや眺望などが気にすべきポイントとなります。

・内見と物件探しと同時にリノベのプランニング

内見や物件の絞り込みをしつつ、同時進行でリノベーションのプランについて不動産会社や施工会社と打ち合わせをしていくことになります。

・プランニングを早くから始める理由は?

中古マンション購入に関わる手続きがすべて終わってからリノベーションのプランを考えていると、引っ越しができるようになるまでにかなりの長い時間がかかってしまします。

実際にリノベーションの工事が開始できるのは、決済が終わったあとです。物件が正式に自分のものとなるのは決済完了の後であり、その前は売主のものであるため工事を始められません。決済が終わってすぐに工事に取り掛かったとしても完成までに1か月以上はかかってしまうため、プランは早めに決めておきましょう

工事が完了すればお引越しとなります。

〇早く引っ越したい場合、リノベーション済の物件も検討してみる

以上のことから分かるように、リノベーションを自分ですると通常よりも時間がかかります。

早く引っ越しをしたい理由(賃貸の解約時期が迫っている、など)がある場合、自分でリノベーションすることをおすすめできません。

早くお引越しをしたい場合は、リノベーション済の物件を購入するのもひとつの方法です。リノベーション済のお部屋であれば、決済のあとすぐにお引越しができます。

 

監修:助田  庸二郎(宅地建物取引士)

記事のキーワード

この記事を書いた人

WAGAMICHIRU 編集部

おすすめ物件

RECOMMEND

ページトップへ